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此処はポケモン擬人化軍隊企画、『御旗のもとに』参加キャラの専用ページです。 設置H20.2.29
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「そー言えば…少尉ー」

気の抜けた天蒼上等兵の声に顔を上げれば、何かを期待している様な表情の彼に思わず眉を顰める。
「……なに?」
「少尉は明日って何かやったりするんスか?」
「……明日?」
「明日」

天蒼上等兵の問い掛けに疑問符つけて問い返し、こっくり頷いた彼ににっこりと笑い返す。

「明日っから決算だけど、それがナニ?」

……………。
言葉を失った天蒼上等兵の背後に、アルマ軍曹と水影軍曹が音も無くそろりと立つ。

「天蒼上等兵」
「四月馬鹿を楽しむ余裕があるって事は、貴方は暇なんですよねぇ?」
「え゙」
顔を蒼褪めさせる天蒼上等兵の両脇をがっちりと固め、アルマ軍曹は淡々と、水影軍曹は穏やかに言葉を繋げる。
あわあわと左右の軍曹を見、冷や汗を垂らしながらあたしを見る天蒼上等兵に更ににっこりと笑みを返す。

「レプト准尉ー!!手伝い一人追加ーっ!!コイツにも仕事振り分けてー」

「あっら本当~?」と書類で溢れた事務机の上で、ズバズバ書類決済を行っていたストロベリー・ピンクの頭から、喜色に溢れた声が上がる。
「ちょっ、少尉!!」
「あらだって天蒼上等兵……暇なんでしょ?」
「ひ…暇って訳じゃ…第一、伝票処理なんてやった事…」
「あぁ、それなら良い経験ね。今の内に覚えておきなさい。伝票と帳簿は見れるようになって損は無いから」

「鬼ーーーっ!!」と叫ぶ天蒼上等兵に手を振って見送り、さて…と自分の書類にペンを走らせようとして、ちょっと止まる。
「水影軍曹」
「はい」
瑠璃紺の艶やかな髪を揺らして立ち止まった青年は、小首を傾げて微笑んで。
「采配は貴方に任せるわ。天蒼上等兵…あれで意外と内務も苦手じゃ無いみたいだから」
「あの子は短気に見えますが…思考は意外と理数系ですからねぇ」
「お願いね」
「はい。……あぁ、ディアレント少尉」
「なぁに?」
机の脇に立った瑠璃紺の髪の青年は、おっとりと困った様に笑う。
「上官を『鬼』って言っていますが如何します」
「そうねぇ…」

そろりと口の前に指を一本立ててくすりと笑う。

「聴かなかった事にして」

+++++

ところで軍部の決算って4月で良いんだろうかと思いつつ。
だって一回は書きたかったんだいっ。事務処理ネタ。

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「ルクス少尉ーっ」

探すまでもなく見つけた紫の長身に背後から飛び付けば、すげなくぺいっと引き剥がされた。

「…………なんだ」

何時になくテンションの高いあたしの様子に、流石のルクス少尉からも不信感がひしひしと。
うん、正直自分でも浮かれ過ぎだと思うけど……コレを見つけてしまっては…!!

「お土産~チョコ~」
「…………他の奴にやれ」

街に出掛けて見つけたお土産の紙袋を渡せば、まぁ予想通りの返事。
でもこれはアカガネ少尉へのお土産じゃないもの。
これはやっぱり辛党仲間のルクス少尉へのお土産なのよっ。

「最後まで聞きなさいよぅ。美味しいんだから」
「…………なんだ」

……溜息吐かないでよ。

「唐辛子入りチョコ~!」
「……………」
「あ、食べて美味しかったからお土産に買って来たのよ?ちゃんと辛いのよ?」
「………辛いのか」
「チョコだから最初は普通に甘いんだけどね、後から唐辛子の辛味とほのかな塩味が不思議とチョコの甘味に合って美味しいのっ」

結構クセになるわ。

「……………貰っておく」
「うんっ」


+++++


ルクスさんとお名前だけですがアカガネさんをお借りしましたっ…。

……テンション高いのは私です。写真は今日見つけた戦利品。
美味かったです。正直これはルクスさんをお借りせねば…!と^^
スミマセンっorz




「あら」
喉が渇いてふらりと寄った談話室。
時間も時間。誰も居ないだろうと思っていたのだが、意外な先客。
「アルマ軍曹……どうしたの?」
「少尉こそ。こんな時間にどうしたんですか」
僅かに目を細めて、アルマ…アルマース軍曹が読んでいた本から顔を上げる。
自分より4つ上…23歳の女性軍曹で隠密と精密射撃の名手。
同性と言うこともあるが、自分と名前の語源が同じ事で意気投合した彼女。
内務でも戦場でも…頼りになる女性だ。

「夜はしっかり寝ないと疲れがとれませんよ?」

顔をしかめて見せる彼女に笑いかけ、軽く首を傾げながらポットや簡単な給湯設備のある一角に向かう。

「少し喉が渇いてね。良い時間だし、ミルクティーでも淹れて寝ようと思って」

「アルマ軍曹も飲む?」と小鍋を片手に訊けば、「では一杯だけ」とアルマ軍曹が笑う。
「アルマ軍曹ー。ミルクは多めが好き?」
「お任せします…って、何してるんですか!?」
「何って…煮込み紅茶」

水を入れた小鍋に茶葉を入れ、強火にかける。
茶葉が開くのを待って牛乳を注いだら、後は鍋の縁が軽く泡立つのを待つだけ。

「んー…普通のミルクティーだとミルクの準備とか色々あるから…。これだと小鍋一つで作れるし、気軽に飲めるもの」
小鍋から茶漉しを通してポットに注ぎ、カップと共にアルマ軍曹の傍のテーブルに持って行く。

「夜営の時とか、結構作ってたわ。暖まるの」
「……頂きます」
角砂糖を一つ溶かし、ぬくまる甘さに至福の吐息が零れる。
「美味しいですね」
「でしょう?後はねぇ、これにラム酒とかブランデー入れても美味しいのよねぇっ」

じとっ、とカップの陰からアルマ軍曹が睨む。

「未成年っ!!」
「かっ、香り付け程度よ」

アルマ軍曹はこういう所が結構厳しい。


+++++


部下その2。
色違いヨルノズクのアルマース軍曹。
同じ女性同士、結構気は合います。
……味覚の好みは合わないけれど^^
……短く纏める能力が欲しいです。
とりあえず携帯で長文を打つもんじゃないと思いつつペコペコ打ってました。

ルクスさんお借りしておりますっ!

(3/23追記)
び、便乗していただいてしまいましたごふごふ(*ノノ)
かっ…格好エエ…ルクスさん…orz
有難うございますーっ!!

「なぁ」
ぼそっと呟いたのは傍らの少年。
「んー?」
渡された書類にペンを走らせ、印を捺して、横に立って居る少年に返す。
「俺なんで此処に居るんスかね、少尉サン」
遠い眼をして呟いた、白と水色のツートンカラーの髪の少年。自分より三つ下の少年を「何を今更」と見上げて答えた。

「あたしが助手に推したからでしょ?天蒼(ティンツァン)上等兵」

少尉の助手って上等兵なのよ?と首を傾げれば、天蒼上等兵が「あー」と呻く。
「そうじゃなくてー。俺なんで軍人やってんスかねー…?」
俺軍とか警察とかに良い思い出ねぇんですケド。
戦災孤児で、一年半まで裏町でスリだの寸借詐欺だので稼いでいたパチリスの少年が、自分の名前と同じ好く晴れた空を眺めてぼやく。
年齢に見合わず、何処か煤けた哀愁を漂わせた少年にぴこりとペンの尻尾を向け、陸兵少尉唯一の女性少尉は口を開いた。

「それはね」

「あんたがウチの天然軍曹をカモろうとして逆に口車に乗せられてカモられてずーりずーり入隊させられたからよ」

しかも徴兵じゃなくて志願兵扱いで。
すぱんと切り口も鮮やかに言い切った上司の机を勢い良くバンと叩き(お陰でマグカップに入れていた紅茶が零れそうになってあわや大惨事一歩手前)、眉を顰めたディアレントの様子に気付かず天蒼は彼女に詰め寄る。
「それっ!!なんであいつはあんなぽややんの癖してあんだけ口が回るんで――痛っ!」
「ばっかねぇ」
ぱちんと天蒼の鼻先を指で弾き――ディアレントはやれやれと溜息を吐く。
「あんた水影(ミカゲ)軍曹の事ぽややんぽややんって言うけれど――彼は結構凄いわよ?元が商家の生まれの所為かしらね。暗算は得意だわ値切らせれば……」
そこでふっと眼を逸らす。
「原価見越して上手ーく妥協ギリギリの処で値切ってくるわ…」
「……問題にならなくて良かったっスね」と問う彼に曖昧な笑みを返して。
「まだプライベートの時だったからね。……『軍服着て値切るな』っては厳命したけれど」

再びカリコリとペンの走る音と、若干手持ちぶたさに渡された書類を数える音が暫し。

「……あれだけの事務処理能力持ってて、なんで曹長にならないんですかね」
言外に、誰を指しているのかは明らかで。
「内務漬けが嫌なんだって、本人は言っていたけど?」
書き終えた最後の一枚に乗せた吸い取り紙を取り、書類を天蒼に渡せば、丁度お昼だった。
「さて、と。丁度良い時間だし、天蒼上等兵もお昼一緒に如何?」
「え゛」
物凄く微妙な顔をする天蒼に、ディアレントの表情も苦いものになる。
「え゛って何」
別に強制はしないわよとディアレントは言うが、天蒼の方は苦い顔で軍帽を取り頭を掻く。
「や…だって…あのおっかない雰囲気の少尉サンも一緒なんスよね?」
「居たらね。で、行くの?行かないの?」
「……遠慮しときマス。俺だって辛い物好きですけど、お二人には着いてけないんで」
ぱたくたと顔の前で手を振る天蒼に、「美味しいのに」と不貞腐れた口調で呟く姿は、珍しく十代の年相応の表情で。
「限度ってーものが有るでしょうー?」
ワザとらしく1トーン落とした冷ややかーな口調を、にっこり笑って一蹴すると、カップに残った紅茶を干して机の上を片付け始めた。



(……別に恐い人なんかじゃ無いのにねぇ)
先程の天蒼の言葉を思い出し、こてんと首を傾げて食堂へ向かう。

――さて。今日は世間話が出来るかしら――


+++++

タイトル通り世間話。
オチがなくてすみません。

部下その1。パチリスの上等兵の天蒼(ティンツァン)
ディアレントの親しい部下の中では一番口調がざっくばらん。ディアも合わせて弟と話している時の口調にしてます。

……そしてお名前を出してはいませんが、こっそりお借りしてますorz


「そう言えば…」
ふと、思い出して傍らの赤毛の青年に声を掛ける。
「アカガネ少尉、確か今日誕生日だったわよね?」
顔馴染みの雑貨屋に顔を出した帰りに、アカガネ少尉の好きそうなケーキでもお土産に買って来ようか。
そんな事を思いながら彼の顔を窺えばへらりと笑って「あー…」と口を濁す。
「その事なんだけどさ…」


「どうやら俺軍に出す書類を書くときに勘違いしてたみたいでさぁ、後でちゃんと調べてみたら、俺の誕生日って五日前の三月五日だったんだよ」


絶句したあたしの様子に、冷や汗をつつーっと垂らしながらアカガネ少尉が乾いた笑い声を上げる。
……調べるまでずっと誕生日を間違えていたのか彼は。
(此処まで来ると……いっそ凄いわね……)


そんな事があったのが昨日。


「……………あいつは如何した?」
「ん、ちょっとぺラップの曹長に呼ばれてたわ。ま、追々来るでしょ」
「えー?まだ食えないのかよぉ…」
ちぇー、と年若いリオルの少年が不貞腐れた様子でテーブルに頬杖を突いて目の前のケーキを眺める。
赤い色も鮮やかなクランベリーと苺のタルト。
漂う甘酸っぱい香りに、酸っぱい味を好む少年はまだしも、長身の辛党の青年は些か閉口気味。
「あたしとルクス少尉はこっち。マトマの実を使ったミートパイ」
「……………物足りないだろう」
「そう言うと思って用意してあるわよ」
トントンとテーブルに並べたのはタバスコにノワキソース。
此れ位でもまだ物足りないんだろうけど、ね。

「悪いっ、遅くなった!!」
「おっせぇよ~!」
「こら、テーブル叩かない。アカガネ少尉も座って」
「………………」


もうとっくに過ぎてしまったけれど…お誕生日、おめでとう。


そんな三月の、ある日の午後。

+++++

アカガネさんの記事に便乗っ!!
そしてこっそりルクスさんとリクさんもお借りしてます。
陸三中隊少尉でお茶とか…そんな感じで。
ケーキはディアレントのお土産です。

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正直アカガネさんはこっちの方が好きそうです。
本当に蜂蜜100% 紅茶とかに入れてもお料理にも使えます。











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