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此処はポケモン擬人化軍隊企画、『御旗のもとに』参加キャラの専用ページです。 設置H20.2.29
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「あら」
喉が渇いてふらりと寄った談話室。
時間も時間。誰も居ないだろうと思っていたのだが、意外な先客。
「アルマ軍曹……どうしたの?」
「少尉こそ。こんな時間にどうしたんですか」
僅かに目を細めて、アルマ…アルマース軍曹が読んでいた本から顔を上げる。
自分より4つ上…23歳の女性軍曹で隠密と精密射撃の名手。
同性と言うこともあるが、自分と名前の語源が同じ事で意気投合した彼女。
内務でも戦場でも…頼りになる女性だ。

「夜はしっかり寝ないと疲れがとれませんよ?」

顔をしかめて見せる彼女に笑いかけ、軽く首を傾げながらポットや簡単な給湯設備のある一角に向かう。

「少し喉が渇いてね。良い時間だし、ミルクティーでも淹れて寝ようと思って」

「アルマ軍曹も飲む?」と小鍋を片手に訊けば、「では一杯だけ」とアルマ軍曹が笑う。
「アルマ軍曹ー。ミルクは多めが好き?」
「お任せします…って、何してるんですか!?」
「何って…煮込み紅茶」

水を入れた小鍋に茶葉を入れ、強火にかける。
茶葉が開くのを待って牛乳を注いだら、後は鍋の縁が軽く泡立つのを待つだけ。

「んー…普通のミルクティーだとミルクの準備とか色々あるから…。これだと小鍋一つで作れるし、気軽に飲めるもの」
小鍋から茶漉しを通してポットに注ぎ、カップと共にアルマ軍曹の傍のテーブルに持って行く。

「夜営の時とか、結構作ってたわ。暖まるの」
「……頂きます」
角砂糖を一つ溶かし、ぬくまる甘さに至福の吐息が零れる。
「美味しいですね」
「でしょう?後はねぇ、これにラム酒とかブランデー入れても美味しいのよねぇっ」

じとっ、とカップの陰からアルマ軍曹が睨む。

「未成年っ!!」
「かっ、香り付け程度よ」

アルマ軍曹はこういう所が結構厳しい。


+++++


部下その2。
色違いヨルノズクのアルマース軍曹。
同じ女性同士、結構気は合います。
……味覚の好みは合わないけれど^^
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