此処はポケモン擬人化軍隊企画、『御旗のもとに』参加キャラの専用ページです。 設置H20.2.29
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2008/04/22 (Tue)
23:43:20
◇昼休み、食堂にて ++
書類を片付け、食堂に向かったお昼時。
今日のお昼は何にしようかと、食堂を覗くも見知った目立つ姿は見えない。
(………如何しようかしら)
今日のお昼は何にしようかと、食堂を覗くも見知った目立つ姿は見えない。
(………如何しようかしら)
否、如何しようも何も別に待ち合わせている訳じゃないし、会えたら一緒にご飯食べれたら良いなー…って思っていただけで…。
「あの~」
「……え?」
うにょうにょ先に食事を摂っていない理由を考えていた所に、聞き覚えの無い声が掛けられて一瞬反応が遅れる。
見ればリーフィアの少年…徽章を見れば曹長?天蒼上等兵と同じ位の年頃の少年が、人当たりの良さそうな顔で此方を覗き込んでいた。
「……あの、何か?」
「あ、やっぱり。さっきの少尉さん~」
「…さっ、き…?……御免なさい、以前会った事…「いいえ~。此れが初対面ですよぉ~」
「あったかしら?」と訊く前に彼から否定されて、ますます頭の中がこんがらがる。
首を傾げるあたしを面白そうに見ていた彼だが、ふと何かに気付いて顔を上げるとあたしの背後に向けて手を振り出し…初対面の彼の口から、同僚の彼の名前が出て一つ瞬く。
「あ、ルクス少尉~!」
「…え?」
振り向けば、確かに目立つ薄紫の長身。
知らずの内に緊張していたのか、慣れた姿にふと安堵の息が零れる。
「あぁ、紹介遅れてましたぁ~、俺ルクス少尉んトコで曹長やってますアルフォンスっていいます~。以後よろしく、ディアレント少尉~」
「え、あ、よろしく。」
ルクス少尉とは正反対の、明るい少年軍曹の笑みに少し戸惑いつつ声を交わし、近づいてくる長身を待った。
「……………………見ないと思えば、何をやっている」
「いやね、少尉待ってたらさっきの女性見かけたんで声かけてみたんですよぉ~」
「ルクス少尉…」
ついつい、とルクス少尉の袖を引き、アルフォンス曹長と距離があるのを確かめて、少し背を屈めてくれたルクス少尉に爪先立ちして顔を寄せる。
「…あの子、ルクス少尉の部下?」
「……………一応な」
一応と言う言葉に苦笑い。
「…あの子…」と続ければ遮る様にルクス少尉が口を開く。
「………気をつけろ。奴はカンが鋭い。」
「?」
意外な言葉に首を傾げるあたしの肩を叩き、ふとルクス少尉が思い出した様に声を掛けて来た。
「…あぁ、そういえば奴が昼食を一緒にとりたいといって仕方ないんだが、構わないか?」
「え、あ、別に良いけど…」
普段のあたし達のテーブルの様子を思い出して言葉を濁したあたしに「…………安心しろ、奴も辛党だ」と告げると、ルクス少尉は壁際で様子を窺っていたアルフォンス曹長を呼び。
……なんと言うか…珍しい組み合わせでテーブルを囲んだ。
- - -
「へぇ~。じゃ、ディアレント少尉、結構ルクス少尉と一緒に食事してるんですかぁ~」
「や、アカガネ少尉とか…リク少尉も一緒だったりするけど…?」
「でも今日とか二人ですよねぇ~?」
………困った。
悪い子じゃないんだろうけど…っ。
何か……隙を見せたら危険な気がするのは何故?
だって独りで食べるよりは二人の方が食べてて楽しいし…。ルクス少尉は同じ中隊の同僚で、それも食事の好み一緒な辛党だし…居心地良いんだから、一緒にご飯食べたって別に変じゃ無いと思うんだけど…?
横目でルクス少尉を窺えば、普通に黙々と食べ進めている。
……別におかしくないわよ…ね?
によによ興味深そうに此方を見るアルフォンス曹長に、冷や汗たらり。
初めてルクス少尉とアカガネ少尉とでお昼食べた時だって、此処まで緊張して食べてはなかった筈…。
「なんで?」と思いながらも昼休みは(一見)恙無く終わり、アルフォンス曹長は仕事へと戻って行った。
正直、その後ルクス少尉と一緒に仕事していた時間が、どれ程気が楽だったか……。
「落ち着くー」とぼやいたらルクス少尉に不思議そうな眼で見られてしまったけれど。
さっきの『何故?』はひとまず棚上げして、午後の仕事に向かうとしよう。
+++++
(誤字修正…っorz 申し訳御座いませんっ)
(全体的にちまちま加筆)
ルクスさんとアルフォンス君、お名前だけですがアカガネさんとリク君をお借りしましたっ!!
終始もだもだにやにやしてました。ルクスさんの行動が美味しすぎる^q^
そしてこの後、自覚したら勘の鋭いアルフォンスさんを警戒する日々が始まるんだ…^^
ディアレントの口調大丈夫ですよー^^ノシ
「あの~」
「……え?」
うにょうにょ先に食事を摂っていない理由を考えていた所に、聞き覚えの無い声が掛けられて一瞬反応が遅れる。
見ればリーフィアの少年…徽章を見れば曹長?天蒼上等兵と同じ位の年頃の少年が、人当たりの良さそうな顔で此方を覗き込んでいた。
「……あの、何か?」
「あ、やっぱり。さっきの少尉さん~」
「…さっ、き…?……御免なさい、以前会った事…「いいえ~。此れが初対面ですよぉ~」
「あったかしら?」と訊く前に彼から否定されて、ますます頭の中がこんがらがる。
首を傾げるあたしを面白そうに見ていた彼だが、ふと何かに気付いて顔を上げるとあたしの背後に向けて手を振り出し…初対面の彼の口から、同僚の彼の名前が出て一つ瞬く。
「あ、ルクス少尉~!」
「…え?」
振り向けば、確かに目立つ薄紫の長身。
知らずの内に緊張していたのか、慣れた姿にふと安堵の息が零れる。
「あぁ、紹介遅れてましたぁ~、俺ルクス少尉んトコで曹長やってますアルフォンスっていいます~。以後よろしく、ディアレント少尉~」
「え、あ、よろしく。」
ルクス少尉とは正反対の、明るい少年軍曹の笑みに少し戸惑いつつ声を交わし、近づいてくる長身を待った。
「……………………見ないと思えば、何をやっている」
「いやね、少尉待ってたらさっきの女性見かけたんで声かけてみたんですよぉ~」
「ルクス少尉…」
ついつい、とルクス少尉の袖を引き、アルフォンス曹長と距離があるのを確かめて、少し背を屈めてくれたルクス少尉に爪先立ちして顔を寄せる。
「…あの子、ルクス少尉の部下?」
「……………一応な」
一応と言う言葉に苦笑い。
「…あの子…」と続ければ遮る様にルクス少尉が口を開く。
「………気をつけろ。奴はカンが鋭い。」
「?」
意外な言葉に首を傾げるあたしの肩を叩き、ふとルクス少尉が思い出した様に声を掛けて来た。
「…あぁ、そういえば奴が昼食を一緒にとりたいといって仕方ないんだが、構わないか?」
「え、あ、別に良いけど…」
普段のあたし達のテーブルの様子を思い出して言葉を濁したあたしに「…………安心しろ、奴も辛党だ」と告げると、ルクス少尉は壁際で様子を窺っていたアルフォンス曹長を呼び。
……なんと言うか…珍しい組み合わせでテーブルを囲んだ。
- - -
「へぇ~。じゃ、ディアレント少尉、結構ルクス少尉と一緒に食事してるんですかぁ~」
「や、アカガネ少尉とか…リク少尉も一緒だったりするけど…?」
「でも今日とか二人ですよねぇ~?」
………困った。
悪い子じゃないんだろうけど…っ。
何か……隙を見せたら危険な気がするのは何故?
だって独りで食べるよりは二人の方が食べてて楽しいし…。ルクス少尉は同じ中隊の同僚で、それも食事の好み一緒な辛党だし…居心地良いんだから、一緒にご飯食べたって別に変じゃ無いと思うんだけど…?
横目でルクス少尉を窺えば、普通に黙々と食べ進めている。
……別におかしくないわよ…ね?
によによ興味深そうに此方を見るアルフォンス曹長に、冷や汗たらり。
初めてルクス少尉とアカガネ少尉とでお昼食べた時だって、此処まで緊張して食べてはなかった筈…。
「なんで?」と思いながらも昼休みは(一見)恙無く終わり、アルフォンス曹長は仕事へと戻って行った。
正直、その後ルクス少尉と一緒に仕事していた時間が、どれ程気が楽だったか……。
「落ち着くー」とぼやいたらルクス少尉に不思議そうな眼で見られてしまったけれど。
さっきの『何故?』はひとまず棚上げして、午後の仕事に向かうとしよう。
+++++
(誤字修正…っorz 申し訳御座いませんっ)
(全体的にちまちま加筆)
ルクスさんとアルフォンス君、お名前だけですがアカガネさんとリク君をお借りしましたっ!!
終始もだもだにやにやしてました。ルクスさんの行動が美味しすぎる^q^
そしてこの後、自覚したら勘の鋭いアルフォンスさんを警戒する日々が始まるんだ…^^
ディアレントの口調大丈夫ですよー^^ノシ
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