此処はポケモン擬人化軍隊企画、『御旗のもとに』参加キャラの専用ページです。 設置H20.2.29
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2008/04/10 (Thu)
23:35:43
◇無意識の
春らしい陽気が続いたと思ったら一転。
しとしとぱらぱら降る雨に、温い気温は右肩下がり。街行く人々も、何かしら一枚上に羽織って傘を差す。
「あー美味しかった。有難うアルマ軍曹」
ぽんっと手を打ち合わせて、連れて来てくれたアルマ軍曹に感謝。
「偶には食堂以外での食事も良いかと思いまして」
普段生真面目なアルマ軍曹が、珍しく微笑んで食後のお茶を口に運ぶ。
「ん~っ。主菜と副菜、スープの組み合わせ自由でこの値段って良いわねー」
「デザートもついて定食並みですからね。只お昼の混雑が凄いので、今日みたいな出掛けの用事でお昼前に入れた時ぐらいしか、ゆっくり食べられませんけど」
「そうね。あーそれでも、辛い料理も沢山有って良かったわ~」
「……辛い物の摂り過ぎは身体に悪いですよ」
やれやれ、と肩を落として呆れ顔のアルマ軍曹に、にんまり笑って少し濃いめのプーアル茶に口をつける。
「高血圧とか身体の弱い人にはねー。唐辛子や生姜とか、辛味自体の効能は食欲増進とか新陳代謝の促進で、一概に身体に悪いとは言えないわよー?」
「貴女の好む辛さは充分普通じゃありません」
「そう?」
苦々しく眉間を揉むアルマ軍曹にくすりと笑い、手元のメニューを見るとも無しに眺めていると、そこの一文が目を引いた。
「アルマ軍曹。此処の点心って持ち帰りも出来るの?」
「ええ」
「へー…」と眺めれば、餃子・春巻きと言った定番点心から、ザーサイのおにぎりや、黒胡椒でピリ辛な味付けの肉入り粽、月餅といった点心がメニューに並ぶ。
「買って行きますか?」
「うん…。辛い点心とかお土産で買って行こうかなーと思って」
流石に大衆向けのお店だからノワキレベルの激辛点心は無いけれど…んー…マトマ位の辛さでも貰ってくれるかしら?
「ああ、天蒼上等兵にですか」
…………。
「え?」
予想していない人物の名前に、ぽかんと間の抜けた返事を返せば、アルマ軍曹も目を瞬かせてあたしを見る。
「え…って…天蒼上等兵も、貴女と同じで辛い物好きですよね?」
「……あぁ、そうね」
同じく辛党の少年上等兵の顔を思い出す。
「天蒼上等兵も辛い物好きだったわね……そう言えば」
「…………」
「…………」
あ、プリンタルト発見。アカガネ少尉とリク少尉のお土産はコレにしよう。
後は、塩ダレと黒胡椒でしっかり味を付けた鶏肉入り粽と…胡麻餡の中華まんと唐辛子の辛味の効いた豚肉の中華まんも買っていこう。うん。
…や、だってね、此処のご飯美味しかったし、折角辛い点心もあるんだから、お土産で買って帰れば喜ぶ…かはわかんないけど、あたしと同じ辛い物好きだから食べるかなーとは思うのよ?思ったのよ。
同じ辛党の部下の事を忘れてた訳じゃないのよ?
落ちた沈黙から逃げる様に、持ち帰り用のメニューを真剣に眺めつつも……じとっと此方を見詰め、探る様なアルマ軍曹の視線が…ヤケに痛かった。
+++++
お名前だけですが、アカガネさん、リク君をお借りしましたっ。
そしてお名前は出していませんが…もうお一人^^
(バレバレですかそうですか。でも恥ずかしい文章になってる気がしないでもないのでお名前伏せさせて下さいLさんorz)
此でまだ無自覚って言ったら…信じてくれます?
因みに食べに行ったのは中華です。
オースィラが寒い地方なんだから、辛い料理の需要はあると信じてる(オイ
しとしとぱらぱら降る雨に、温い気温は右肩下がり。街行く人々も、何かしら一枚上に羽織って傘を差す。
「あー美味しかった。有難うアルマ軍曹」
ぽんっと手を打ち合わせて、連れて来てくれたアルマ軍曹に感謝。
「偶には食堂以外での食事も良いかと思いまして」
普段生真面目なアルマ軍曹が、珍しく微笑んで食後のお茶を口に運ぶ。
「ん~っ。主菜と副菜、スープの組み合わせ自由でこの値段って良いわねー」
「デザートもついて定食並みですからね。只お昼の混雑が凄いので、今日みたいな出掛けの用事でお昼前に入れた時ぐらいしか、ゆっくり食べられませんけど」
「そうね。あーそれでも、辛い料理も沢山有って良かったわ~」
「……辛い物の摂り過ぎは身体に悪いですよ」
やれやれ、と肩を落として呆れ顔のアルマ軍曹に、にんまり笑って少し濃いめのプーアル茶に口をつける。
「高血圧とか身体の弱い人にはねー。唐辛子や生姜とか、辛味自体の効能は食欲増進とか新陳代謝の促進で、一概に身体に悪いとは言えないわよー?」
「貴女の好む辛さは充分普通じゃありません」
「そう?」
苦々しく眉間を揉むアルマ軍曹にくすりと笑い、手元のメニューを見るとも無しに眺めていると、そこの一文が目を引いた。
「アルマ軍曹。此処の点心って持ち帰りも出来るの?」
「ええ」
「へー…」と眺めれば、餃子・春巻きと言った定番点心から、ザーサイのおにぎりや、黒胡椒でピリ辛な味付けの肉入り粽、月餅といった点心がメニューに並ぶ。
「買って行きますか?」
「うん…。辛い点心とかお土産で買って行こうかなーと思って」
流石に大衆向けのお店だからノワキレベルの激辛点心は無いけれど…んー…マトマ位の辛さでも貰ってくれるかしら?
「ああ、天蒼上等兵にですか」
…………。
「え?」
予想していない人物の名前に、ぽかんと間の抜けた返事を返せば、アルマ軍曹も目を瞬かせてあたしを見る。
「え…って…天蒼上等兵も、貴女と同じで辛い物好きですよね?」
「……あぁ、そうね」
同じく辛党の少年上等兵の顔を思い出す。
「天蒼上等兵も辛い物好きだったわね……そう言えば」
「…………」
「…………」
あ、プリンタルト発見。アカガネ少尉とリク少尉のお土産はコレにしよう。
後は、塩ダレと黒胡椒でしっかり味を付けた鶏肉入り粽と…胡麻餡の中華まんと唐辛子の辛味の効いた豚肉の中華まんも買っていこう。うん。
…や、だってね、此処のご飯美味しかったし、折角辛い点心もあるんだから、お土産で買って帰れば喜ぶ…かはわかんないけど、あたしと同じ辛い物好きだから食べるかなーとは思うのよ?思ったのよ。
同じ辛党の部下の事を忘れてた訳じゃないのよ?
落ちた沈黙から逃げる様に、持ち帰り用のメニューを真剣に眺めつつも……じとっと此方を見詰め、探る様なアルマ軍曹の視線が…ヤケに痛かった。
+++++
お名前だけですが、アカガネさん、リク君をお借りしましたっ。
そしてお名前は出していませんが…もうお一人^^
(バレバレですかそうですか。でも恥ずかしい文章になってる気がしないでもないのでお名前伏せさせて下さいLさんorz)
此でまだ無自覚って言ったら…信じてくれます?
因みに食べに行ったのは中華です。
オースィラが寒い地方なんだから、辛い料理の需要はあると信じてる(オイ
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