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此処はポケモン擬人化軍隊企画、『御旗のもとに』参加キャラの専用ページです。 設置H20.2.29
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遅くなりましたが、ルクスさん@310さんの記事に便乗です!
えー…えー……。

恥かしくて全力で死にそうです^^;
ちょっと頭を雪山の吹雪で冷ましてきますね…!!

310さん、素敵記事を本当有難う御座いました!!

街は赤と緑に白とでラッピングされ、街路樹に公園、果ては波止場の客船までもがイルミネーションのお色直し。
隊舎の食堂のスイーツは増え、ふと気がつけば誰が持ち込んだのか植木鉢サイズから掌サイズ、本物の樅ノ木だったりビニールだったりのクリスマスツリーがオーナメントと電飾で武装して、軍部を侵略しようと存在を主張していた。
(因みに彼等の勝利とは、イブからクリスマスにかけて隊舎が無人になる事らしい)

毎年毎年の光景だけれど、この亜寒帯のオースィラで「やっぱりクリスマスには雪降って欲しいわよね~」と天気予報を見ながら呟く人を見掛ける度に、彼等の洗脳による侵略作戦は今年も着々と進んでいるらしかった。



書類袋と、少し甘い香りの紙バッグを抱えている時だった。
何時もの様に呼び止められて、何時もの様に答えて。
何時もと違う事に、息を呑む。

「…?え、こ、これ…?」
「……………………貰って困るなら返せ」
「いっ、いただきます!っというかあ、ありがとうございます!!」

赤いリボンの掛かった小さな箱。
両の掌で簡単に隠してしまえる小さな箱は、さっきルクス少尉に掌に乗せられたもので。
目の前で起きた事が信じられずに思わず問い返し、ルクス少尉の声に混じった憮然とした色に慌てて箱を掌の中に隠す。

呼び止められた時は、いつもの様に何か連絡でもあったんだろうかと思って。
それでも会話の前の沈黙が、やけに長く思えて。

正直、ルクス少尉からクリスマスプレゼントを貰えるなんて思ってもいなかった。
……あたし、妄想が行き過ぎて白昼夢見てるんじゃないわよね…?

「ねぇ、ルクス少尉」
「…………なんだ」
「今開けてもいい?」

そろそろと見上げて聞けば、やっぱり普段より長い気がする沈黙と視線がふいっと逸らされる。

「…………………開けたければ開けろ。もう俺のものじゃない」

聞き馴染んだ突き放したような口調はではもう動じたりしない。
背中に視線を感じつつも、わくわくそわそわと赤いリボンを引っ張って包みを解く。
小さな箱は軽く、包み紙を解いてる間もカサコソと小さな音がする。
……なんだろ。
…………これでビックリ箱だったらあたし立ち直れるかなぁ。
いやいや、ルクス少尉がビックリ箱作ったりしたら…それこそオースィラ全域で暴風雪波浪注意報出たっておかしくないんだけれど…どー…?

かぽりと開けた蓋の下。
慎ましく収まっていた其れに思考を止める。
……………………暴風雪波浪注意報?むしろ警報?

「…………………………何か期待していたのか」
「な、何を!!!?」
背後からのルクス少尉の声に心臓が跳ねればため息が返る。
「安心しろ。リボンの色に意味はない。この色がお前らしいと思っただけだ」
「う、うん…」

箱の中に入っていたのは、小さなレースのついた黒いリボン。
あたしが普段つけているのと、同じ色。
だけどシンプル過ぎるあたしのとは全然違う、可愛いリボン。
ふわふわとした気持ちで縁のレースをなぞっていれば、さっきのルクス少尉の言葉が蘇る。
……この色があたしらしいって思ったって事は……これを選んで来たのはルクス少尉…って事よ…ね?
ここで漸く顔に熱が集まって来た。

だって、好きな人が自分に似合いそうだと選んでくれて…嬉しく思わない訳が無い!

「………捨てるも持っておくもお前の自由だ。好きに使え」

ふしゅぅと火照る頬に手を当てて冷ましてたけど、ルクス少尉の声と足音にはっと我に返って背中を追う。
だって、聞きたい事は色々ある!
何時もより速い足音を小走りで追いかけ、何を聞いても無言を返す横顔を窺って腕を引いたのは、陸三の執務室に向かう廊下の前。

「あ、あのね、ルクス少尉っ。これ…っ!」
怪訝な顔をするルクス少尉に突き出したのは、持っていたギフトバッグ。
揺れた拍子にふわりとバターとスパイスの香りが漂った。
「……………………なんだ」
「クリスマスだからっ、ジンジャークッキー焼いたの!
 ルクス少尉用に生姜の量とか増やして、ちょっとピリっとする辛さに作ったから!」
「…………辛いのか」
興味を持ったらしいルクス少尉にこくこく頷いて、必死のアピール。
「く、クッキーだから甘味もあるけど…辛味の強い生姜使ってるから……お、大人向け?」
「…………貰っておこう」
軽くなった掌に、ほ、と安堵の息を吐いて、リボンの入った箱を潰さないように抱えていた書類袋を抱え直した。
厚みのある書類袋の中身が、ことことと揺れる振動が腕から伝わる。
「あとね、ルクス少尉」
口を開けば、すっかり何時もの無表情に戻ったルクス少尉が「何だ」と言いたげにあたしを見下ろして。
「これも!ルクス少尉宛だから!!親展だからねっ、ルクス少尉が開けてね!!」
ルクス少尉の胸元に、書類袋を押し付けて早口で捲くし立てる。
「…おい」
「も、目測で申し訳ないんだけど、サイズは多分合ってるから!
 気に入らなかったら捨てて良いしっ」
一度は引いた熱が、また耳まで上ってきた。


「あのね、さっきのリボン、ちゃんと大切にするから!
 ………ありがとう」


もう、ルクス少尉の顔なんて見れる訳が無い。
ルクス少尉と正反対の廊下に駆け出して…この後どんな顔して顔合わせれば良いんだと頭がぐるぐるする。
もっと…こう、普通に、普通に渡す予定だったのになぁ…っ!!


(……ルクス少尉があんな不意打ちするからよっ)


うっかり潰してしまわない様にそっと手に包んだのは、
―― 今年最後で、今年一番の贈り物。


+++++

ルクスさんをお借りしましたっ…!!
310さんの記事に便乗です…。
そしてまたやってしまいました…orz

あんな素敵記事を頂いたのに、便乗記事が遅くなってすみませんでした…orz
とりあえず…作業BGMをニコニコの奥.華.子さんのメドレーにしたのが敗因でしょうか勝因でしょうか…^^;
当初の予定ではもっとさりげなく渡す予定が…あおはる全開に…/^q^\

ディアからルクスさんへのプレゼントは、ジンジャークッキーと、黒の手袋でした。
もこもこした手袋では無く…シンプルにすっきりした、でもあったかい奴です…。
ほら…オースィラ寒いし…。
包装してある薄い箱が、カモフラージュ用の書類袋の中に入ってます^^
え…?手のサイズをどうやって測ったかですか…?
そんなの毎日見てたk(ry
後は書類持つ時の手の位置とか、まあ色々観察しt(ry


本当に、有難う御座いましたーっ!!

さて…ちょっと吹雪の雪山に行ってきます…。
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無題
わあああ便乗ありがとう御座います!!!ディアレントさんが可愛い…!もう本当ルクスには勿体ないです、私がいただきます。
しかも黒の手袋とか…私が手袋フェチだということを知っているかのようなプレゼント!笑
普段は白い手袋をつけているので、外出するときにでも付けさせてみようかと思います^^
便乗&ルクスへのプレゼント、ありがとう御座いました!
来年は急展開させたいところですね(!
310 2008/12/27(Sat)20:58:25 編集
無題
いえいえ此方こそ大変美味しいクリスマスを有難う御座います…っ!!
そ、そんな…!ルクスさんが居てこその今のディアですから…っ!!ルクスさんへの恋心がディアを成長させたのですよ…^^
な、なんですとー!?手袋フェチ…!!マフラーと散々迷いましたが…手袋にして良かった^^
ふふふ…ディアもルクスさんから頂いたリボンは大切に身につけるんだからっ…!
此方こそ、素敵な記事とディアへのプレゼントを有難う御座いました。
急展開…させたいですね^p^
采壱 2008/12/27(Sat)22:05:20 編集
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